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視知覚の育ちを助ける:子どもたちの発達を促すために必要なこと

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視知覚を高める静観的な姿勢とは?

視覚的な認知の育ちとは、細かい部分を見分けたり、目の前にいる人や見本に合わせて理解し構成することができるようになることではないでしょうか。それは日常的な遊びの中から育ってくるものではありますが、意図的に「はめ板」や「絵カード」でのマッチング学習などを試みて取り組むこともあります。

色んな遊びを通して、どんな力が育ってくると良いのでしょうか

  • 対人的な「間」の育ち
    おもちゃや教材を目の前にした時に、すぐに手を出すのではなく、ちょっと待つことができるようになると良いでしょう。それは自己と他者に「間」が育ち、物を介した相手の気持ちや意図について気づいていくプロセスだからと考えられます。
  • ポインティングによる応答の芽生え
    整理された空間の中であれば、大人からの働きかけによって子どもたちは指さしなどのポインティングが表出されます。やり取りの中で相手の要求に応じた選択ができ、写真や絵カードなどを指し示すことができれば、周辺で起こっている事象の意味を理解するための基礎力となります。

知覚から意味の形成へつなぐには

色んなパターンを知覚する水準では、形や色、大きさなどを把握して識別する学習を行います。そこでは外界の捉え方を学びます。さらに知覚的な刺激と刺激をマッチングするだけでなく、その刺激の意味を把握する学習を広げていきます。すると段々と当初、写真や絵カードだったものが具体的な物や状況と一致していきます。なので物の分類や属性を知っていくというプロセスが、知覚的なマッチングの世界から、意味のある世界(実際の生活につながるような)へとつながる道筋ということになります。

見立て遊びや身振り・手振りの使用などはとても大切なものと考えられます

子どもの視覚を育てること:ビショントレーニングなども実施されています

ビジョントレーニングとは? 発達障害は視覚機能に困難が多い?


「発達障害は脳機能の障害なので、目から入力された情報処理をする脳機能に困難が付随している」

感覚過敏の影響で発達段階で体幹の力が十分に鍛えられない」

体幹が弱いと姿勢が悪くなる」

「体のひねりが生じるので、目線が安定しないために視機能も低下している」

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