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今、3つに顔をもつ私がいる「還暦以降のライフスタイルを再構築する」

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1つ目の顔:まだまだ働きたいという現役志向の私

老眼鏡がなくても読書やパソコン入力が出来るようになってきた。
職場では子ども達と行動を共にする様になってから4カ月以上が経過した。
常に躍動している自分が存在するからか!?  
明らかに若返っている。

支援では安全確保が最も大事。
危険回避のための行動観察は距離が離れていても、瞳孔を散大気味にして追跡しなくてはならない。近距離では収縮させ、目が大忙しのため、明らかに視機能が活性化されている。

発達支援のプログラムは想像以上に運動系の内容が盛りだくさんだった。それに合わせて私自身の運動量も鰻登りになっている。お陰様で健康管理面では運動習慣が定着し、プラスに働いている可能性がある。

現場では若いスタッフの方たちと同じように動こうと努力しているけれど正直、自宅に戻ると午後8時にはリビングで爆睡してしまう。やはり老化した全身の細胞の声を無視することはできない。

週4日の発達支援の業務。まだまだ現役時代と同等の業務ができそうな気がしていたけど、そろそろ限界か・・・

2つ目の顔:数年間のブランクを取り戻したいと思っている私

今まで私は、保健師や臨床心理士、教員のお仕事をさせていただいた。けれど家庭の事情もあってやむなく収入が高いところへの転職や退職などを繰り返していた。なのでいまだに、どこか不全感がある。

各職域で必要な下調べや勉強をすることは自身の好奇心もあって、まったく負担にはならないのだけれど職種ごとの専門領域に基づいた思考や行動を整理することは難しいと感じる日々。

「保健師ならば・・・」「心理職ならば・・・」「保育士ならば・・・」「教員ならば・・・」と微妙に角度の違う考えが浮かんでくる。良くも悪くも脳内で多職種連携が行われてしまうということだ。

「これが私のスタイルです」・・・と言えるものがあると良いのですが、それがあまりにも中途半端すぎて、うまく機能しない。現職ではまだまだ新人。この立場では説得力も半端になりそうな気がする。

3つ目の顔:帰りたい場所(職場)があるかも知れない私

現職の発達支援センターの求人は、以前、勤務していた市町村のホームページから紐づいた所から知った。
本来ならば、子育て支援のお仕事を続けたかったけれど、4人分の学費を稼ぐために退職せざるをえない状況だった。結果、教員となり年収は2倍以上になり生活は安定したが、どこかやり切れない思いが残ってしまったらしい。

以前の職場では「保健師・心理士・保育士」の資格がミックスしたような支援が展開されるところだったので、私がいくら脳内多職種連携をしてしまっても、問題なく過ごせていたという印象。親子に対する相談事業などは「親ー乳幼児心理療法」を学んでいた時の理論とマッチする部分もあり、学術的な違和感もなく過ごせていたと思う。

本音を言えば今、「赤ちゃんのいる場所に戻りたいだけ?」
それは「個人レベルの思いだけのもの?」
それよりももっと「今の職場で、頑張っていく覚悟はどうなってる?」・・・・・

自問自答する日々が続いている。

実は体力や持病、収入面が心配か・・・

職業的なブランクもあり、元気な今のうちに老後の蓄えを増やしていきたいという気持ちもある。
今のところは何とか発達支援のスキルを得たいと考えているけれど、午前・午後ともに体力を要するプログラムの場合は、流石に歳を感じてしまう。また持病(腰椎すべり症)が偶然数ヶ月前に発覚したので、無理な動作は禁忌。なので3歳児よりも大きい幼児を長時間抱き上げることは腰痛の引き金になる。注意が必要だ。

現在の職場の契約は、書類上今年3月末で一旦切れるのでその段階までに結論を出さなくてはならない。子どもたちと過ごす時間はとても充実していて続けたいという思いがあるけれど、今こそ体力と収入面のバランスを客観的に分析して結論を出さなくては。。。

3つの顔を今こそ、統合する必要性がある。
業務内容の変更を身体的理由で申し出ることはできるだろう。
収入面では入職当日に金額を知ってしまったので、これは今回よくよく考えて了解するのかどうか。

いずれにしても自分自身が思うような職に就くことは難しい時代だろう。
何かポジティブなポイントさえ押さえることが出来たら、それでOKだと思う。

新しい歳を迎えて、世間では「退職代行サービス」なるものが大忙しとのニュースを目にした。年末年始の休暇期間に人は色々と考え込んでしまうのかもしれない。私もその一人なのか・・・

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