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発達障害がある子どもに対する音楽療法:聞く力と発声する力を育てる

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音楽療法の目的と対象者:デコボコガイドの記事から

「音楽療法」とは
音楽のもつ生理的・社会的・心理的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的・計画的に使用すること
出典:一般社団法人日本音楽療法学会


発達障害のある方における「音楽療法」の目的
言語の獲得やコミュニケーション力の向上、社会性の育成、情緒の安定などを通して心身の発達を支援していくこと
音楽療法は非言語的な療法のため、言葉が未発達な子どもたちへのアプローチにも取り入れられています

「音楽療法」の対象者
・発達障害(自閉スペクトラム症、注意欠陥多動症 ADHD、学習障害など)のある子ども
・認知症(アルツハイマー病など)やパーキンソン病の方
・精神疾患(うつ病、不安障害、統合失調症など)を抱える方
・身体に障害等によりリハビリが必要な方
・言語障害のある方
・終末期医療ケアを受けている方
・引きこもりや不登校の児童・生徒

子どもたちに対する音楽療法について

地域では音楽療法士の方がセラピーを実践されているようですが、就学前の児童発達支援の現場では、どの程度プログラム化されているか、まだ調べきれていません。これからの課題にしたいと思っています。

私自身の実感としては、言語発達面での課題を抱えた子どもたちにとって、聞く力をつけること、楽しく発声することは、とても重要な力だと思います。またリズムに合わせて身体を動かしたり、他者と情動を調整しながら場を過ごすことも社会性を育む上で欠かせません。大好きな音楽を大切な人たちと共有できたら、これは心理的な安定にもつながる可能性を感じます。

音楽療法士による療育プログラム「音楽療法」のメリットとは?

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