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発達支援のためのアセスメント「子どもの関係性の発達を育てる」

出勤前の時間を利用して、発達の基礎について学習しています。
心理師としては発達検査の理論や手順を学ぶべきですが、今は幼児期の発達に関する支援方法を復習しています。

目次

子どもの育ちを助ける環境について

  • 空間を整える:それぞれ何をする部屋なのか、そのエリアの意味について子どもが見てわかるようにすること
  • 机を整える:使わない道具は大人が片づけて、子どもが活動に集中できるようにすること
  • 時間を整える:写真や絵カードで見てわかるようにする工夫も大切

遊びを通して関係性を育む

  • 子どもの発達段階にあった遊びの内容を見極める
  • おもちゃを整える:単純な遊びや組み合わせ遊び、象徴遊びなどが体験できるように、おもちゃを用意する
  • 少し待つ:子どもが自発的な行動が出てくるように大人は少し待つことが肝要です
  • 大人が子どもの行動の真似をする:2〜3歳頃には、大人に真似されると人への注目が高まるという研究報告があります
  • 半歩先の遊びのモデルを示す
  • 遊びのルーティンを作る:4つくらいのステップのルーティンを作ると良い
  • 感覚遊び:見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わうなどの好きな感覚を見つけて遊びに取り入れる

言葉を通して関係性を育むには、声かけが大切ですが、時には「察しの悪い大人を演じる」こともポイントです

文献

稲田尚子「関係性の発達を支える:発達169 2022年冬号」ミネルヴァ書房.

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