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非認知能力とは「心の育ち」に欠かせないもの

目次

非認知能力とは

子どもの認知能力には「学びの育ち」に関するものと、「心の育ち」に関するものがあります
非認知能力とは「心の育ち」に必要な様々な力をさし、数値では表すことができません

楽しむ力
好奇心
興味・関心
意欲・やる気
集中力
忍耐力
やり抜く力
達成感
つながる力
思いやり
協調性
勤勉力

どの力も主観的な印象のものですが、人生を豊かに生きていくためには必須の力だと思います
中高年になっても非認知能力は「生きがい」「やりがい」につながる大切なものです

非認知能力が不十分な時のサイン

  • 表情が少ない、興味が持てない、楽しめない
  • 集中力、持続力がない、すぐ諦める
  • うまくできず、不機嫌になることが多い
  • 気持ちの切り替えや他者との関わりが苦手
  • 積極性がなく、受身的になりがち

いくら認知能力が高く、理解力や思考力、計算力が高くても「非認知能力」の育ちとのバランスが悪いと、心の安定が保てなくなってしまう可能性があります
それはとても残念なことです

心の育ちを支援していくために

  • 自発的、主体的な遊びでいっぱい遊ぶ
  • 子どものやりたいことを優先で考える
  • 一緒に楽しみ盛り上がる(楽しさ共有)
  • 結果でなく、プロセスや頑張りを褒める
  • 必要な時の必要な手助けを行う
  • 遊びに関心をもち、温かく見守る

乳幼児期からの子育てや遊びのスタイルによって「心の育ち」は左右されます
これは家庭内だけでなく、保育園や幼稚園、学校、地域など大人の温かい見守りと支援が大切です

高橋浩・山田史 他著「非認知能力を育てる発達支援の進め方 『きんぎょモデル』を用いた実践の組み立て」2024.学苑社.

「中央教育審議会 初等中等教育分科会」の報告書がありました

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