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私に老後生活はやってくるのか「子育てはいつまで続くの?」

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子育てから解放されるとき

4人の子育てを終えたつもりだったけど、何かやり残していることはないのか気になる日々です。
私にはまだ孫がいませんが、今後できてもいいし、いなくてもいい。
そんな消極的な感じで良いのだろうかと思う。

実際に子どもを育てて感じたことは、日々の手間暇以外に多額なお金が長期間必要になってしまうこと。それがもっとも悩ましい。だから今を生きる若者たちが結婚や子育てに消極的になってしまうのは仕方ないことと感じる。

今までなるべく借金をしないという生活を送っていたら、旅行へ行くことはほとんどなく、高級な服飾品は買えず、ペットの生活費も捻出できない。そんな30年をひたすら過ごすことになってしまった。

いつになったら子育て解放区へ移住できるのだろうか。

子育てがあったからこそできたこと

従来、遊び好きな私が贅沢をせず、真面目に生活できていたのは4人の子どもたちのおかげであることは間違いない。この人生の選択は私への縛りであると同時に、お守りでもあった。

本来、勉強嫌いの私が専業主婦時代の立場を利用して、大学や大学院での学び直しを決行した。
それは我が子が大学などへ進学する前の、ギリギリ滑り込みセーフのスライディング状態。

おかげで在職中に貯蓄していた貯金を底辺まで落下させ、かろうじて臨床心理士の資格を得るところまでたどり着いた。それでも復職する時は保健師をしていた頃とは違う就職難で、不安定な雇用時期もあってやっとの思いで家計を維持する(=貯蓄切りつぶし)毎日だった。

今ではようやく学費を捻出する必要性は無くなったけれど、まだまだ子育ては続きそうな予感がする。

数年後には年金受給できる見込み?

30代で保健師の職を失ってからは、細切れの状態でお仕事を続けていたと思う。
様々な職場を体験できたことは、個人的にとても有意義だったけれど、将来受け取ることが可能な年金額はかなり低くなってしまった。

学問や子どもとの生活を優先したことに対する後悔はないけれど、このままでは老後の生活が不安だらけになってしまう。お陰様でマイペースな生活を継続できていた私は今、大きな持病なく体力的にも問題ない。なので・・・

今年から勇気を振り絞って、子どもの発達支援を行う福祉施設に復職している。
今まで生かしきれなかった「公認心理師・臨床心理士」のフィールドでどんな活動ができるのか・・・

おばあちゃん世代の私が体験したことがない領域で何ができるのか?
自分自身の子育てのあり方も、本当にこれでよかったのか?

「大変だけど、楽しいこと」の再発見に向けて、いちから勉強し直すモードでお仕事をさせていただいています。

まずは年金を受け取る前に、できることをやってみたい。
あれこれ反省ばかりしていても、人生の後味を悪くしてしまうことになるので当面は「これでよかった!」と思えるエピソード作りに専念したいと思います。

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