子どもの発達支援に必要な勉強を続けなくては
現在、週4日は就学前の子どもたちが通う現場でお仕事をしています。
活動内容には身体を動かす要素があり、帰宅し夕食・入浴を終えた頃にはソファに座ったまま眠ってしまうことも多いです。やはり子どもたちの行動を観察し介入するタイミングをはかりながらのお仕事なので、緊張感があるのでしょうね。
もうすぐで還暦なので、そろそろ自分自身の体力を客観的に精査しなくてなりませんが、子どもたちのエネルギーに便乗して何とか過ごすことができていると感じています。
通所してこられる子どもたちは個性豊かで、集団場面でもその場での対応は個別に配慮した形でなくてはなりません。私は心理職として配属されていますが、心理査定などの経験は薄く初心者マークを貼ったような状態です。むしろ保健師をしていた頃の感覚のほうが優位に働いているような気がします。現場で看護職は私一人なので、環境を整備したり、身体疾患や発達面でのチェックなど、もっと勉強して伝えていける立場にならなくては・・・と考えています。
せっかく断捨離したのに・・・
書籍が日に日に増えてきています。
手持ちの専門書や学術雑誌、資料などは、ここ数年で8割がた処分したはずなのに段々と本棚が埋まってきました。とても参考になり残していた文献(小児科学など)は改訂版があれば買い直しをしています。専門書は値段が高く、私の日給の半分くらいするものも多いです。それでも「確かめておきたい」「ちょっとでも現場の活動にいかしたい」との思いもあり、ネット注文をして増量させています。
きっと「これでいいのかな〜」「裏付けが欲しいな〜」との思いが背景に隠れ潜んでいることだと思います。今のところ、これといった趣味や旅行の計画もないので多少の贅沢をしてもバチは当たらないと考えています。
応用行動分析学も知っておきたい
心理職でも学んできた背景の違いで、得意分野と不得意分野があると思います。私の場合はカウンセリング技法などは学生時代から学ぶことができていたと思いますが、行動分析などはさらりと勉強した程度で、現場での経験が薄いと感じていました。
発達支援の現場では様々な方法や考えが、総合的に動き出したときに子どもたちの成長が加速化するような印象があります。今、自分自身のキャパシティを広げる努力をしたいと思っています。
記事:応用行動分析学で、「不安」や「やる気のなさ」を“動詞化”しよう!
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