MENU

発達障害について学習する:なぜ「コミュ障」と言われる人がいるのか?

目次

コミュ障と言われてしまうとつらくて仕方ない

生活の中で「コミュニケーションがうまくとれない」とか、「注意が散漫で集中できない」といったことは、家庭内でも学校でも職場でもよくあることだと思います。

こういったことは発達障害の特性として現れていて、悩み続けている人が多くいます。

発達障害は、脳神経の発達具合で生じる特性と考えられていて、大人になって発症することはありません。
なので大人になってはじめて、その特性に気がついて受診して診断名がつくという方も年々増えてきました。

「コミュ障」と言われると、なんだか人格を否定されたみたいで当事者や家族は辛くなってしまいますよね。

発達障害は遺伝的要因が大きい?

現段階では遺伝的要因と環境的要因の両方があるとされています。

例えば「双生児の1人が自閉症スペクトラム(ASD)だった場合、もう片方もASDを発症する確率は、60〜92%」とのことです。でも二卵性双生児の場合は0〜28%という結果から考えると、やっぱり遺伝的な要因は否定できませんね。

主な三つの発達障害:自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如多動症(ADHD)、学習障害(LD)

発達障害の大部分は、脳のネットワークがうまく発達しないことが原因
脳が発達することで、効率よく活動できるようになる(=早期からの療育の大切さがここにあります)

余分なシナプスは削除されるけれど、不要な神経回路が適切に間引かれない人もいる →「共感覚」

ASDの人は細部の情報を脳で優先的に処理「木を見て、森を見ず」→ こだわりという形で現れることも

参考文献:Newton「子供から大人まで 発達障害の脳科学」2024.11月号 ニュートンプレイス.

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次