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子どもの発達について整理してみました:感覚と運動のつながりについて

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感覚と運動の高次化理論について学習中です

今回、子どもの発達支援の現場に復帰し、急ピッチで勉強を進めています
先日、1冊の本を読み終えました

文献

池畑恵美子 著「感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開 子どもを見る眼・発達を整理する視点」2024.学苑社.

子どもの感覚と運動の繋がりを段階的に整理すると

  1. 感覚と運動が拮抗する時期
    音楽を聴くと運動を止めてしまったり、手を動かすと目が使われにくくなったり、目を使うと手が止まったりする時期
  2. 感覚が運動に追従する時期
    まず手が動き、後から視線を向けたり、打楽器を大きな運動で叩き、しばらくしてから音の変化に驚いてしまうような時期
  3. 感覚と運動が一緒に使われ始める時期
    目や耳と運動が少しずつ一緒に使われるようになっていく時期で、障がいのある子どもはこの時期が初期の発達基盤になります
  4. 感覚が運動を制御する時期
    目や耳で運動をコントロールしながら行動を展開する時期で、「感覚と運動が協応する」ようになり外界への調整的な関わりができるようになります
  5. 表象機能を中心とした外界処理の時期
    頭の中にイメージが育ち、イメージや言葉で外界の情報を処理するようになります

私たちが無意識にやっていることはかなり高次元なこと

子どもの発達について勉強をしていると、当たり前に歩いたり、走ったり、食べたり、考えたり、歌ったり、踊ったり・・・することが複雑な脳内のネットワークによって成り立っているということを実感します

まだこれから学習すべきことは山積み状態なのですが、マイペースに実践するヒントを得ていきたいと思っています

出勤時間となりました、今から出かけます

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